
リップは、塗る色が同じでも、どこから塗るか、輪郭までどこまで色を付けるかで口元が変わる。
僕らの唇は厚みがあったり、口角まで輪郭がはっきりしていたりする。
そこへ濃い色を端まで塗ると、唇の横幅や上下の厚みまで強調されることがある。
なので僕は、最初から唇全体を塗り切らない。
中央に色を置いて、外側へ少しずつ広げる。 濃くなればティッシュで押さえるし、輪郭がくっきりしすぎたらふちの色だけ弱くする。
リップは一発で完成させるより、少しずつ色を増やしたほうが口元の形を変えやすい。
色やツヤの選び方から確認したいなら、こっちもチェックしてみてほしい。
👉 女装男子のリップの選び方|色・質感・唇の特徴で変わる見え方
リップは中央から色をのせる
リップを塗るとき、唇の端から端まで一気に塗らない。
最初に色を付けるのは、上下の唇の中央あたりだ。
そこから口角へ向かって色を薄く広げる。
中央には色があり、外側は少し薄いとうような差があると、濃い赤やピンクでも輪郭がくっきりしすぎない。
塗る前に唇の乾燥だけ取っておく
唇が乾いていると、リップが細かい皮や縦ジワに引っかかる。
特にマット系は、乾いた部分だけ色が濃く見えることがある。
僕はメイクを始める前にリップクリームを塗って、リップを塗る頃にティッシュで軽く押さえている。
油分が多く残っていると色が滑るので、表面がベタつかないくらいにしてから塗る。
最初に上下の中央へ色を付ける
リップを直接塗るなら、上唇と下唇の中央へ先に色を付ける。
ここは唇の中でも厚みがあるので、色が見えやすい。
そこから左右へ広げると、口角へ近づくほど色を薄くできる。
最初から端まで濃く塗ると、あとで輪郭だけ薄くするのが面倒になる。
中央からなら、足りないところへ後から色を重ねられる。

真ん中に乗せて軽く広げた例。塗り込みすぎなくても口元はかなり変わる
輪郭は最後に決める
中央から色を広げたあと、唇のふちの濃さを調整する。
口角まで濃い色が入っていると、口の横幅も大きく見える。 上唇の山までくっきり色をのせると、唇の形もはっきりする。
輪郭が濃いときは、指や綿棒でふちの色を薄くする。
中央には色を残し、外側へ向かって薄くなるようにすると、濃い赤やピンクでも口角まで一本の輪郭で囲まれない。

ちょっと極端だが、左は全体に、右は真ん中だけに塗った例。塗る範囲で口元の見え方が変わる
ティントとリップを重ねて色を保つ
長く外にいる日は、表面のリップだけだと食事や飲み物で中央の色が薄くなることがある。
そこで僕は、先にティントで赤みを付けて、その上から使いたいリップを重ねる。
下に色があると、上のリップが少し落ちても唇の中央だけ白っぽくなりにくい。 上に重ねる色も変えられるので、ベージュなら赤みを抑えられるし、ツヤ系なら中央の丸みを出せる。
ティントは薄く塗る
ティントは色が付きやすいので、最初から何度も重ねると濃くなりすぎることがある。
特に赤や濃いピンクは、塗った直後より少し時間が経ってから色がはっきりするものもある。
僕は上下の中央へ薄く塗って、少し時間を置いてから次の色を重ねる。
ここで赤みが出ていれば、上のリップまで濃くしなくていい。
上からベージュやピンクを重ねる
ティントの上からリップを重ねると、下の赤みと上の色が混ざる。
赤みの強いティントにベージュを重ねれば、口元の色を少し抑えられる。
ピンクを重ねれば、赤だけよりやわらかい色になる。
表面の色が薄くなっても、唇の中央には赤みがある。 長く外にいるときは、地味に助かる。
ツヤを出すなら最後に重ねる
ティントとリップを重ねたあと、もう少し丸みが欲しいときだけツヤを足す。
唇全体を光らせると、上下の厚みも大きく見える。 特に厚い唇だと、ツヤの面積まで広くなる。
僕は中央に少しだけ重ねることが多い。
光が入る場所が中央に集まるので、口角までテカテカにならず、唇のふくらみだけが分かる。

左はツヤが広く入り、右は範囲を少し絞った例。ツヤを広げすぎないほうが口元が自然にみえる
色が消えにくくしたいからといって、全部を濃くする必要はない。
下にティントで赤みを作り、上のリップで色を決め、最後にツヤを重ねる。 役割を分けると、ご飯のあとに全部塗り直す回数も減る。
濃さ・ツヤ・輪郭が気になったら少し戻す
リップを塗っている途中で、思ったより濃くなることがある。
赤みが強すぎたり、ツヤだけ広がったり、輪郭がくっきりしすぎたり。
そういうときは、全部落として最初からやり直さなくても戻せる。
気になるところだけ薄くしてから、必要なら少し色を重ね直す。
濃くなったらティッシュで押さえる
色が強すぎるときは、ティッシュを唇へ軽く当てる。
こすると輪郭まで崩れるので、押さえるだけでいい。
一度で薄くならなければ、もう一度押さえればいい。
赤や濃いピンクでも、表面の色が少し取れるだけで口元の重さが変わる。
ツヤが広がりすぎたら表面だけ取る
グロスやツヤ系のリップを塗りすぎると、唇全体が光って上下の厚みが大きく見えることがある。
そんなときも、ティッシュで表面だけ軽く押さえる。
色を全部取る必要はなく、 光っている部分が少し減るだけでテカテカした感じは弱くなる。
中央のツヤを少し残せば、唇の丸みも消えない。
輪郭がくっきりしすぎたらふちだけ薄くする
口角まで濃く塗ると、口の横幅が大きく見えることがある。
上唇の山まで線がはっきり出ると、唇の形も強く見える。
僕は輪郭が濃すぎたとき、指や綿棒でふちだけ軽くなじませる。
中央の色は触らず、外側だけ薄くする。
それだけでも、口角から口角まで一本の濃い線で囲まれた感じは弱くなる。
外出先でリップを直すとき
ご飯や飲み物のあとに色が薄くなると、つい最初と同じ量を重ねたくなる。
でも、実際に消えているのは唇の中央だけということも多い。
口角やふちには色が付いているのに、全体へ塗り直すと輪郭だけ濃くなる。
僕は外で直すとき、いったんティッシュで唇を軽く押さえてから、色が抜けた部分だけ塗る。
中央の色が抜けたらそこだけ塗る
飲食のあとに薄くなりやすいのは、上下の唇が触れる中央あたりだ。
そこへリップを少し塗り、左右へ薄く広げる。
口角まで色が付いているなら、そこまで塗り直さない。
中央に赤みが戻るだけでも、食事前に近い口元になる。
表面がよれていたら一度ティッシュで押さえる
リップが薄くなった上から何度も重ねると、古い色と新しい色が重なってムラになることがある。
唇のふちに色が固まっていたり、ツヤだけ残っていたりするときは、先にティッシュで軽く押さえる。
ベタつきや余分な色を取ってから塗ると、上手く直しやすい。
ティントの赤みがあれば直す量も少なくなる
下にティントを塗っていると、表面のリップが落ちても赤みまでは消えていない。
その状態なら、上からリップを薄く重ねるだけで済む。
朝と同じ濃さまで塗り直そうとすると、回数を重ねるほど口角や輪郭が濃くなっていく。
まとめ
リップは、最初から唇全体を濃く塗るより、中央から少しずつ色を広げたほうが調整しやすい。
僕はティントで赤みを作ってからリップを重ねることが多い。 長く外にいる日でも、表面の色が落ちたときに中央だけ直せる。
濃くなりすぎたらティッシュで押さえる。 ツヤが広がりすぎたら表面を少し取る。 輪郭がくっきりしたら、ふちの色を薄くする。
口元は、色を重ねることより、濃くなった部分を戻せるほうが失敗しにくい。
色やリップそのものの選び方は、別の記事でまとめている。
👉 女装男子のリップの選び方|色・質感・唇の特徴で変わる見え方

