
女子は10代からメイクを始め、日常的に何度も繰り返している人が多い。
僕らが女装を始めてから月に数回メイクするくらいでは、その回数には到底追いつけない。
だから僕は、外へ出ない日もメイクする。
一度完成したら落として、また最初からやる。
女装する日を増やせなくても、一日にメイクする回数なら増やせる。
外出しない日は一度の女装で何回もメイクできる
外へ出ない日なら、完成させて終わりにする必要はない。
ここを練習に使うと、メイクする回数を一気に増やせる。
失敗した直後にもう一度やれる
何日か空けてから同じメイクをするより、失敗した直後なら「さっきは太く引きすぎた」「眉尻を下げすぎた」と覚えている。
一度落として、今度は少し細くする。 それでも違ったら、またやり直す。
外出する日は失敗を直して完成へ持っていくが、練習だけの日なら失敗したところをもう一度最初から試せる。
一晩で3回やれば3回分試せる
女装できる日が少ないと、メイクする回数もなかなか増えない。
週1回の女装で毎回1度だけメイクするなら、1か月でも4回くらいだ。
外へ出ない日に3回やれば、その1日だけで3回試せる。
毎回きれいに完成させる必要もない。
1回目で失敗して、2回目で変えて、3回目でもまだ変でも経験値は増えている。
顔全部ではなく苦手なところだけ何度も練習する
メイクの練習をするとき、僕は毎回ベースからリップまで全部やるわけではない。
苦手なところだけやる日もある。
そのほうが同じところを何度も試せるし、失敗したときの直し方まで試せる。
アイラインは何本も引いてみる
僕はアイラインだけを何度も引くことがある。
太くなったら少し細く直してみたり、目尻を短くしたり、角度を変えたりする。
うまく直せなければ一度落として、また引く。
片目だけでも何回か引けるので、同じ日のうちに太さや目尻の位置を変えて比べられる。
どうすればきれいに引けるのか考えるより、実際に何本も引く方が上達する。
眉やアイシャドウは左右を変えてみる
眉は左右で形を変えると、一度に二つの形を比べられる。 片方は少し平行にして、
もう片方は眉尻の位置を変える。
アイシャドウも左右で色や塗る範囲を変えると、鏡を見ながら違いを確認できる。
濃くなりすぎたときは、その状態から薄くできるかやってみる。
左右で違う顔になっても練習の日なら誰にも会わないので怖くない。
ベースメイクは塗る量を変えてみる
ベースメイクでは、ファンデーションの量を変えて試すこともある。
薄く塗ったときと多く塗ったときで、毛穴や青ヒゲの隠れ方も変わる。
厚くなりやすい場所も、自分の顔で何回か試すと分かってくる。
外出する日は失敗したくないので、僕もいつもの塗り方から大きく変えにくい。
どうせ外に出ないので、顔が大変なことになっても笑って落として終わりだ。
メイクの練習だけで終わる日があってもいい
外出する日の僕は、メイクが終わればウィッグをかぶって服を着て、そのまま女装を完成させる。 練習の日はそこまでやらず、メイクだけして落とすこともある。
せっかく顔まで作ったのに、どこにも行かず落とすのは少しもったいなく感じる。 そこで服を選び、ウィッグをかぶり、写真まで撮り始めると、それだけで結構な時間になる。
メイクだけの日なら、一度落としてまた始められる。 今日は外へ出ないと最初から決めてしまうと、完成した顔を惜しまず落とせる。
せっかくうまくできたアイラインまで消す瞬間だけは、毎回ちょっと惜しい。 それでも消したあとにもう一度引けば、同じ日にもう一回練習できる。

