
女装メイクは、ベースメイクから始めて、眉、目元、チーク、リップと順番に重ねていく。 最初から全部うまくやるのは難しく、僕もアイラインや眉では何度も失敗してきた。
それでも一度顔全体までやってみると、青ヒゲをもう少し隠したい、目元を変えたい、リップの色を替えたいと、次に気になるところが分かってくる。 このページでは、女装メイクをゼロから一通りやる順番と、それぞれのポイントをまとめている。
女装メイクはこの順番で進める
女装メイクは、ベースメイクから始めて、眉、目元、チーク、リップと重ねていく。
眉やアイラインを一つずつきれいに仕上げようとすると、なかなか顔全体までたどり着かない。
なので、一度最後までやってみる。
顔ができあがると、眉が気になるのか、目元なのか、自分が次に練習したいところも分かってくる。
① ベースメイク|ヒゲを隠して肌をつくる
最初は顔全体のベースメイク。 下地を塗って、ファンデを重ねていく。
僕らの場合は、ここでヒゲが出てくる。 きれいに剃ったつもりでも、ファンデを塗ると口まわりの青さが気になる。 青ヒゲが気になったら、オレンジ系のコンシーラーを使ってからファンデを重ねる方法もある。

ベースメイクの違いで、顔全体の雰囲気が変わる
一回目からそこまでやるのが大変なら、ヒゲを剃ってファンデまででもいい。 顔全体にベースを塗るだけでも、このあとの眉や目元がかなりやりやすくなる。
👉 女装ベースメイク総合ガイド|男肌でもキレイに見せる下地・ファンデ・青ヒゲ対策
👉 女装の青ヒゲを隠すコンシーラー入門|オレンジ補正で口まわりをカバー
② 眉|太さと色を変える
次は眉。
ここは地味だが、男の眉のままだと太さや黒さが目立って、せっかく目元をメイクしても眉だけ男っぽく残ることがある。
眉を全部剃ったり、細くしすぎたりする必要はない。
長い毛を少し切って、足りないところを描き、髪色に近い色を乗せるくらいで全然変わる。

僕も左右をぴったり同じにしようとして、描けば描くほど太くなったことがある。
少しくらい左右で違っていても、顔全体で見ると意外と気にならない。
眉だけを近くで見続けると、左右の差や細かいところばかり気になってくる。
少し離れて顔全体を見ると、多少の違いは意外と目立たない。
👉 女装の眉メイク総合ガイド|描き方・道具・形・眉カットの基本
③ アイメイク|アイシャドウ・アイライン・マスカラ
次はアイメイク。 目元が変わると、顔は一気に女子っぽくなる。
アイシャドウでまぶたに色を入れて、アイラインで目の形を少し変え、マスカラでまつ毛を目立たせる。 この3つを重ねると、メイク前とは目の形そのものが違って見える。

ただ、目を大きくしたくて全部濃くすると、今度は目元だけ頑張りすぎた感じが出る。
僕もアイシャドウを濃くして、アイラインまで太くすると「目だけ気合い入りすぎたな」となることがある。 特にアイラインは難しいので、無理に太くせず少しずつ入れたい。
👉 女装男子のアイメイク完全ガイド|アイシャドウ・アイライン・マスカラの始め方
④ チーク|頬に血色を足す
次はチーク。 ほかのメイクに比べるとやることは簡単なのに、頬に少し色が入るだけで顔の雰囲気はかなり変わる。
気をつけたいのは、色を入れすぎないことと、入れる場所。
街で女子の顔を見ても、チークをしているのか分からないくらい薄い人は多い。
僕らもそのくらいから入れるほうが自然だ。

入れる高さは顔によって変わるので、鏡を見ながら少しずつ位置を変えて試したい。
同じ色でも、頬の高い位置と低い位置では顔の形まで違って見える。
⑤ リップ|最後に口元へ色を入れる
最後はリップ。 ここまでメイクすると、口元に色が入っただけでも顔全体がかなりまとまって見える。
注意したいのは、色を濃くしすぎないこと。 赤が強すぎると口だけ目立つし、薄すぎると顔全体がぼんやりする。 最初は肌やチークになじむ色から試すと使いやすい。

ツヤがあるか、少しマットかでも雰囲気は変わる。 何色か試していくと、自分の顔で使いやすい色が分かってくる。
👉 女装男子のリップ完全ガイド|選び方・塗り方・直し方まで自然な口元の作り方
女装メイクに必要なもの
化粧品売り場を見ると、同じようなものが何種類も並んでいて、僕はいまだに何を買えばいいのか分かりにくい。初めてだとパニクる。
顔全体をメイクするなら、まずはベース、眉、目元、頬、口元の化粧品があれば足りる。
まず揃えたいメイク用品
最初に使うのは、このあたりだ。
- 化粧下地
- ファンデ
- アイブロウ
- アイシャドウ
- アイライナー
- マスカラ
- チーク
- リップ
- メイクを落とすもの
青ヒゲが気になればコンシーラーも欲しくなるが、最初から全部買い込む必要はない。 一度メイクしてみると、「眉が足りない」「目元をもう少し変えたい」と、次に欲しいものが見えてくる。
👉 女装メイクに必要なもの|最初に買う順番と失敗しにくい最低限セット
気になってから足したいもの
カラコン、つけまつ毛、ハイライト、シェーディングまで揃えると、できることは増える。
ただ、最初の一回からそこまで準備すると、メイクする前に買い物で疲れるし金銭面でも厳しい。
まず顔全体まで一度やってみる。 そのあと目を大きくしたい、鼻筋を変えたい、肌をもう少しきれいにしたいと感じたところから足していく感じでいいと思う。
メイクが終わったら、鏡を少し離して見る
眉やアイラインを描いていると、どうしても鏡に顔を近づけて見る時間が長くなる。
そのままだと細かいところばかり気になって、いつの間にか眉だけ濃くなったり、目元だけ気合いが入りすぎたりする。
最後までメイクしたら、少し鏡から離れて顔全体を見る。
青ヒゲだけ残っていないか、眉が黒すぎないか、目元やチーク、リップのどこか一つだけ目立っていないか。
近くでは気になった左右の違いも、離れてみると意外と気にならなかったりする。
細かい失敗を探すのではなく、「顔全体で見たらどうか」を確認する。
そこで悪くなければ、その日のメイクはもう十分だ。
女装メイクは、やるたびに気になるところが変わる
一度顔全体までメイクすると、次に気になる場所が具体的になる。
前は眉だったのに、次はアイライン。その次は青ヒゲと、毎回同じところが気になるわけでもない。
うまくいかなかったところが次の練習になる
アイラインがガタガタになったり、眉が左右で違ったり、チークを入れすぎたり。
女装メイクは、一回やっただけで思っていた顔になることのほうが少ない。
鏡を見て「ここ変だな」と思ったところを、次のメイクで少し変えてみる。
それを何度か繰り返しているうちに、前より気にならない場所が少しずつ増えてくる。
僕は外出前の一回だけでなく、メイクして写真を撮って、落として、もう一度やる練習もしてきた。
👉 女装メイクは練習で化ける|上達のための具体的な方法
気分が乗らない日は、いったん離れる
メイクを続けていると、今日はどうしてもやる気が出ない日もある。 そんな日に無理して始めても、アイライン一本で嫌になることがある。
何日か触らず、またやりたくなったときにメイクする。
女装から少し離れたからといって、それまでやってきたことが消えるわけでもない。
👉 女装の気分が乗らない日にどうするか?離れる日と触れる日のゆるい使い分け
化粧品を男の姿で買うのが気になるなら
女装メイクを始めると、意外と早くぶつかるのがこれだ。
ファンデやリップが欲しい。 でも女装を始める頃には買いに行く姿は、普通に男だ。
慣れないうちは、化粧品売り場に入るだけでも妙に周りが気になる。
リップを一本持ってレジへ向かうだけなのに、なぜか悪いことをしている気分になる。 もちろん何も悪いことはしていない。
僕は今では、女装したときに買い物するようにしているが、男の姿でも普通に買う。気になるならネットでもいいし、男姿でも買いやすい店を見つけておくのも手だ。
👉 女装メイクの化粧品をB面で買う方法|男の姿でも買いやすい店と動き方
買うものを決めてから店へ行けば、化粧品売り場を何周もすることも減る。
👉 女装メイクに必要なもの|最初に買う順番と失敗しにくい最低限セット
そのうち慣れる。 そして慣れた頃には、今度は化粧品を買いすぎるほうが問題になってくる。
女装メイクができたら、次は全身
ここまでメイクできたなら、かなり大きい。
女装の中でも手ごわいメイクを一通りやったのだから、もう一番面倒なところは越えている。
ここからウィッグをかぶって服を着るのは、メイクと比べればずっと簡単だ。それなのに変化が大きい。
メイクが少し微妙だった気がしても、ウィッグをかぶった瞬間に「意外といいかも」となることもある。
さらに服まで着ると、やっと顔から足元まで女装した自分が鏡に入る。
顔だけ見ていたときよりよくなることもあれば、肩や腰、立ち方が気になってくることもある。
でも、そこまで来たならもう大丈夫だ。 メイクという難関を越えたあとなら、服もウィッグも試しながら変えていける。 あとは鏡を見ながら、自分の好きな女装を少しずつ足していけばいい。
👉 女装のやり方初心者ガイド|必要なものから服・メイク・ウィッグまで