アイメイクをやったことがないと、最初は名前からしてややこしい。
アイシャドウ、アイライン、マスカラ。
どれも目の周りに使うし、名前も似ている。 何をどこに使って、目元の何が変わるのか分からないまま、一気に全部やろうとすると頭がパンクする。
アイメイクとひとことで言っても、やっていることはそれぞれ違う。
アイシャドウはまぶた、アイラインはまつ毛の近くと目尻、マスカラはまつ毛を変える。
最初から全部できなくても困らない。
今日はアイシャドウだけ、次はアイラインまで、と一つずつ覚えていけば、いつの間にか3つを組み合わせられるようになる。
ということで、それぞれが何をするメイクなのか、一重・奥二重・二重では何が変わるのかまで、アイメイク全体をまとめる。
アイメイクは3か所に分ける
アイメイクで触る場所は、大きく分けるとまぶた、目のふち、まつ毛の3か所だ。
アイシャドウはまぶたに色をのせる。
アイラインはまつ毛の近くと目尻に線を入れる。
マスカラは一本一本のまつ毛を濃くして、毛先まで長く見せる。
最初はアイシャドウ・アイライナー・マスカラの3つから始めると、それぞれ何に使うものなのかも覚えやすい。

アイシャドウとアイラインを控えめに入れた。主張しすぎず、目の形が自然に分かる
アイシャドウでまぶたに色をのせる
アイシャドウは、まぶたの色を変えるメイク。
ブラウンなら茶色の影が入り、赤みブラウンなら少し赤みが出る。
ピンクブラウンなら、ブラウンの暗さを残しながらピンクも使える。
同じ色をまぶた全体へ濃く塗るのではなく、薄い色、中間色、濃い色で塗る範囲を変えると、上まぶたが一色の塊になりにくい。

3色パレットは、一番薄い色から順番に重ねる。濃い色になるにつれて塗る範囲を狭くすると、まぶた全体が濃い色で埋まらない。

赤やピンクのアイシャドウはカワイイ
色によってまぶたの雰囲気はかなり変わる。
ブラウンだけでまとめることもできるし、赤みやピンクを使えば女装メイクらしい色も出せる。
3色パレットの塗り分けや、腫れぼったく見えたときの直し方は別記事で詳しくまとめている。
👉 女装男子のアイシャドウの塗り方|腫れぼったく見せない色と入れ方
アイラインでまつ毛の近くと目尻に線を入れる
アイラインは、まつ毛のすき間や目尻に黒やブラウンの線を描くメイクだ。
アイシャドウがまぶたの色を変えるのに対して、アイラインは目の輪郭をはっきりさせる。
まつ毛のすき間を埋めると、根元の黒い部分が増える。 目尻を横へ少し伸ばすと、目の横幅も長く見える。

アイラインを入れる前(上)と入れた後(下)
黒は線がはっきり出て、ブラウンは少し薄く見える。
太く描きすぎると、まつ毛の上に黒い部分が大きくできる。
特に二重では、二重幅の中をラインが占めてアイシャドウまで隠れることもある。
まつ毛のすき間の埋め方や、目尻を横へ伸ばすラインと跳ね上げるラインの違いは別記事で詳しくまとめている。
👉 女装男子のアイラインの入れ方|まつ毛のすき間と目尻だけで自然に見せる
マスカラでまつ毛の長さと濃さを変える
マスカラは、自分のまつ毛に黒やブラウンの色を付ける。
何も塗っていないまつ毛は、毛先へ向かうほど細く、色も薄く見える。
マスカラを塗ると毛先まで色が付くので、まつ毛の長さが分かりやすくなる。
黒なら一本一本が濃く見え、ブラウンなら黒より少しやわらかい色になる。

マスカラには、長さを出すロングタイプと、一本一本を太く見せるボリュームタイプもある。
ビューラーでまつ毛を上げてから塗ると、下向きだった毛先も正面から見える。
ブラウンと黒の違いや、ロングとボリューム、ダマになったときの直し方まで別記事でまとめている。
👉 女装男子のマスカラの塗り方|まつ毛を長く見せる選び方と使い方
一重・奥二重・二重で色やラインの出る場所が変わる
同じアイシャドウやアイラインでも、目の形が違えば正面から見える範囲も変わる。
一重は、まつ毛の近くに塗った色やラインが上まぶたに隠れることがある。 奥二重は、二重の線があっても折り込みの中へ色やラインが入る。 二重は、アイシャドウもアイラインも表に出る範囲が広い。

そのため、同じ場所へ同じ太さで塗っても、仕上がりは同じにならない。
一重では目尻側に色やラインが出やすく、奥二重では目を開けたときにどこまで見えるかを確認しながら塗る。
二重は色もラインも出やすいので、広げすぎると濃い部分も大きくなる。
目の形ごとのアイシャドウ、アイライン、マスカラの違いは別記事でまとめている。
👉 女装男子の目の形別アイメイク|一重・奥二重・二重の違いとメイク方法
濃くなったら全部落とさず少し直す
アイメイクは、少し濃くなっただけでも目元全体が重く見えることがある。
アイシャドウなら、何も付いていないブラシで濃い部分をぼかす。
アイラインが太くなったら、綿棒で余分な部分を取る。
マスカラのダマが気になるなら、乾く前にまつ毛用のコームを通す。
全部落として最初からやり直さなくても、気になる部分だけ直せることは多い。
アイラインやマスカラに慣れていないうちは、目元が少し物足りなく感じることもある。
そんなときはメガネをかけると、フレームが眉下と目の周りに境界を作る。 アイメイクがまだ薄くても、目元の形を作りやすい。
👉 メガネは女装を救う|形・太さ・買う店まで分かる選び方
目元ができたら顔全体の濃さを確認する
アイシャドウ、アイライン、マスカラまで終わると、目元には色も線も増えている。
そこで一度、眉やリップ、肌と比べる。 目元だけ濃くなっていればアイシャドウを少し薄くしたり、反対に眉だけ黒く目立っていれば眉の色を調整したりできる。
特に眉は目元との距離が近い。 アイメイクを変えると、同じ眉でも太さや黒さが目立つことがある。
眉メイクも合わせて確認するならこちら。
👉 女装の眉メイク総合ガイド|描き方・道具・形・眉カットの基本
アイメイクだけで顔が完成するわけではない。 ベースメイク、眉、リップまで重なると、女装メイク全体の濃さが決まる。
最後は目元だけで判断せず、顔全体で濃いところが偏っていないか確認する。
まとめ
アイメイクは、アイシャドウ、アイライン、マスカラで触る場所が違う。
アイシャドウはまぶたの色を変え、アイラインはまつ毛の近くと目尻に線を入れる。マスカラはまつ毛の色と長さを変える。
一重・奥二重・二重では、同じ場所に塗っても正面から出る範囲が違う。
最初から全部をきれいに仕上げようとすると覚えることが多いけど、ひとつずつ触っていくと、それぞれ何が変わるメイクなのか分かってくる。
目元のメイクが終わったら、そのすぐ上にある眉も合わせて確認したい。
アイシャドウやアイラインが濃くなると、今まで気にならなかった眉の黒さや太さが目立つこともある。
反対に眉を少しやわらかくすると、目元との境界もなじみやすい。
👉 女装の眉メイク総合ガイド|描き方・道具・形・眉カットの基本
目元まで終わったら、次は眉やリップも含めて顔全体を合わせていく。
👉 女装メイク完全ガイド|ベース・眉・アイメイク・リップまでまとめて紹介

