
アイラインを入れると、まつ毛の根元が黒く埋まり、目尻にも横の長さを出せる。
たが、実際にやると加減が難しい。
目を大きくしたくて黒いラインを太くすると、アイラインが妙に元気になりすぎることがある。
僕は、まつ毛のすき間と目尻を中心に描いている。
目の周りをぐるっと囲まず、必要なところに少しずつ色を付ける。
使うアイライナーも、普段はブラウンのペンシルが多い。
黒より線が濃くなりにくく、少しくらいガタついてもごまかしが利く。
僕の腕前をアイライナーにまで正直に申告する必要はない。
ということで、僕が使っているアイライナーと、まつ毛のすき間や目尻への入れ方、太くなったときの直し方までまとめる。
最初のアイライナーはブラウンのペンシルから選ぶ
アイライナーは、黒、ブラウン、グレー、赤みのある色がある。
さらにペンシル、リキッド、ジェルと形まで違う。
その中で、僕がよく使うのはブラウンのペンシルだ。
黒とブラウンでは線の濃さが変わる
黒は細く描いても、まつ毛の上に黒い線がはっきり出る。
ブラウンなら、同じ太さでも線の色が少し薄い。
まつ毛の黒とも完全に同じ色にならないので、アイラインの境界も黒より弱くなる。
目尻をくっきり伸ばしたいメイクなら黒だ。
だが、普段の女装で僕らが欲しいのは「アイラインを引きました」という黒い線ではない。
まつ毛が密に生えているように根元を埋めて、目尻を少し横へ伸ばすのが目的だ。
そういうときはブラウンが向いている。

黒のアイラインは線がくっきり出やすい。ブラウンは線がやわらかく見えやすい
ペンシルなら少しずつ描ける
リキッドは細い線を描けるが、はみ出したところまで色がくっきり付く。
僕はペンシルを短く動かしながら、まつ毛とまつ毛の間へ色を付けている。
一本の線をきれいに引く必要がないので、手元が少しくらい怪しくても何とかなる。
目尻も一度で長く描かず、数ミリずつ伸ばせる。
アイラインで一番怖いのは、右を直したら左が気になり、左を直したらまた右が気になって、最終的に両方太くなるやつだ。
少しずつ描けるペンシルなら、その泥沼にも入りにくい。
僕が使っているブラウンのアイライナー
僕が使っているのは、デジャヴュのラスティンファイン クリームペンシルなどのブラウン系だ。
芯がやわらかく、まつ毛のすき間へ短く色を付けるときにも使っている。 目尻も少しずつ伸ばせるので、普段のアイラインはこれで描くことが多い。
キャンメイクのクリーミータッチライナーにもブラウン系がある。 細い芯なので、まつ毛の根元へ細かく色を付けたいときの候補にもなる。
道具が決まったら、次はどこへ色を付けるか。 僕はまつ毛の根元と目尻を中心に描いている。
アイラインはまつ毛の根元と目尻に入れる
色を付けるのは、まつ毛の根元と目尻だ。
まつ毛のすき間が黒く埋まると、線を太くしなくても目の上側がはっきりする。
目尻に少し長さを出せば、縦より横へ広がった目元に寄せられる。
男の目元は、眉と目の距離や骨の張り方で、ラインを太くしたときに黒い帯みたいに見えることがある。
だから僕は、幅を増やすより、入れる場所を絞っている。
まつ毛のすき間を埋める

最初に色を付けるのは、まつ毛とまつ毛の間だ。
上から長い線を引くのではなく、ペン先を根元に短く当てていく。
まつ毛の間に白い肌が見えているところだけブラウンで埋めると、アイラインの幅を広げなくても根元が濃くなる。
僕はここを描くとき、一気に横へ動かさない。 少しずつ当てたほうが、まぶたまで太い線が乗りにくいからだ。
目尻は数ミリずつ伸ばす
目尻は、最初から長く引かない。
自分の目の終わりから数ミリだけ横へ伸ばして、足りなければもう少し描く。
長く引けば女子っぽくなる、みたいな単純な話でもない。
伸ばしすぎると、目尻だけ別パーツみたいになる。
僕は目を開けた状態で、目尻の線がどこまで出ているか確認しながら長さを決めている。
下まぶたまで囲まない
上のラインを描いた流れで、下まぶたまで黒く囲みたくなることがある。
でも上下をぐるっと囲むと、白目の面積が小さく見えて、目元全体が重くなる。
僕は下まぶたには、基本的にアイラインを引かない。 必要なら目尻側に少し色を入れるくらいで止めている。
上の根元と目尻だけでも、目の輪郭は十分変わる。 黒い線を増やすより、どこに置くかで差が出る。
まつ毛のすき間は一本の線にしない
まつ毛の根元を埋めるとき、僕は目頭から目尻までペンシルを滑らせない。
まぶたを少し持ち上げて、まつ毛とまつ毛の間にペン先を当てる。 短く描いて隣へ移り、白い肌が見える部分を埋めていく。

1本のきれいな線を描こうとすると、少し曲がったところを直したくなる。
直しているうちに太くなり、気づけば黒い帯が完成する。
僕は、慣れないうちは頻繁にやらかした。
まぶたを軽く持ち上げて根元を出す
普通に目を開けていると、まつ毛の根元はまぶたに隠れて描きにくい。
なので、僕は指で上まぶたを軽く持ち上げ、まつ毛の生え際が出るようにしている。
この状態だと、ペン先を当てる場所が分かりやすい。
まぶたの上へ線を描くのではなく、まつ毛の間にある白い部分へ色を付けられる。

描きにくいときは、反対の手で上から押さえると、まばたきをしないし、皮膚のたるみも引き伸ばせる
ペン先を少しずつ動かしてすき間を埋める
ペンシルは横へ長く引かず、まつ毛の根元へ短く当てて隣へ移す。
全部のすき間を真っ黒にする必要はない。
白く見える部分が埋まってくると、まつ毛の根元が濃く見える。
ここでまぶたの上まで色を広げると、アイライン自体の太さも増える。 僕は根元からはみ出した部分があれば、綿棒で軽く取っている。

黒目の外側から目尻寄りに短く入れるだけで、目元の雰囲気が変わる
目頭まで無理に濃くしない
目頭側はまつ毛も細く、ペンシルを入れる場所も狭い。
僕は中央から目尻側を中心に埋めて、目頭へ近づくにつれて色を薄くしている。
目頭まで同じ濃さで囲むと、目の上に一本の濃い線ができる。
中央から目尻にブラウンが入っていれば、まつ毛の根元にも十分な濃さが出る。
目尻は少しずつ横へ伸ばす
まつ毛のすき間を埋めたら、僕は目尻に少しだけラインを伸ばす。
ここは長さだけでなく、上へ跳ねるか、横へ伸ばすかでも目元が変わる。
僕は普段、目尻から横へ数ミリ伸ばすことが多い。
目の横幅が少し増えて、アイシャドウやマスカラまで入れたときにも収まりがいい。
目尻の先から数ミリ伸ばす
目尻の終わりにペン先を当てて、2〜3ミリくらい横へ伸ばす。
最初から長いラインは描かないで、 もう少し長さが欲しければ、そこから少し伸ばす。
目尻は数ミリでも変化が大きい。
調子に乗って伸ばしていると、アイラインだけ先に駅へ着きそうになる。
僕は短いところから始めている。

目尻に短くアイラインを足すと、目元の横幅が変わる
跳ね上げる角度で目元も変わる
目尻から横へ伸ばすと、目の横幅が出る。
少し上へ向けると、目尻も上がって見える。 角度を付けるほどラインの形もはっきりする。
僕は普段、強く跳ね上げず、目尻から横へ伸ばすくらいにしている。

左は目尻を横へ伸ばしたアイライン、右は跳ね上げたアイライン
男の眉や骨格は直線が目立つこともあるので、アイラインまで鋭い角度を付けると、目尻に細い三角形ができて硬く見えることがある。

左右を同じ長さにしようとして太くしない
片方を描いたあと、もう片方が少し短いってこと稀によくある。(僕の場合毎回だけど・・・)
でも、これを直すと今度は最初のほうが短く感じる。
左右交互に描き足すと、長さだけでなく根元まで太くなっていく。
なので、僕は左右が完全に同じになることにはこだわっていない。
数ミリの差を直し続けて両方太くするより、目尻のラインが目の横幅から大きく飛び出していなければ、そこで終わりにしたい。
鏡の直近で見ていて気になっても、鏡から離れるて客観的に見てみると些細な違い、というか誰も気づかない。
手元を安定させると線が太くなりにくい
アイラインがガタつくと、曲がったところを直したくなる。
少し直して、また気になって、気づけば最初より太い。
僕は線をきれいにするより、手を動かしすぎないようにしている。 肘や手首が浮いているとペン先まで揺れるので、どこか一か所を固定して描く。
肘か手首を固定する
机があるなら肘を置いたり、洗面台なら手首や小指の側を頬に軽く当てる。
手全体が空中に浮いた状態より、ペン先の動きが小さくなる。
まつ毛のすき間を埋めるときも、目尻を数ミリ伸ばすときも、このほうが狙った場所に色を付けやすい。
まぶたを引っ張りすぎない
描きにくいと、まぶたを横へ強く引っ張りたくなる。
僕も少し持ち上げることはあるけど、横へ引っ張った状態で目尻を描くと、手を離したときに線の角度が変わることがある。
根元を出したいときは上へ軽く持ち上げる。 目尻は普段のまぶたの位置に近い状態で描くと線の長さも角度も崩れにくい。
一度に完成させようとしない
アイラインは、ひと息で一本きれいに引けると気持ちいい。
でも、まつ毛の根元は 目尻も数ミリずつ短く区切って伸ばす。
少しガタついても、あとで綿棒でふちだけ直せる。
最初から完璧な一本線を狙うより、そのほうが結果的に細く収まる。
太くなったアイラインは描き足さずに直す
アイラインが太くなったとき、さらに描き足して形をそろえようとすると、高確率で太くなるだけだ。
気になる部分は綿棒で少し取って、それでも濃ければ乳液やクレンジングを綿棒にほんの少し含ませて使う。
全部落とすより、太くなった場所だけ戻したほうが早い。
少し太いくらいなら綿棒でふちを取る
線の外側が少しガタついた程度なら、乾いた綿棒でふちをなぞる。
まぶたの上まで広がった色だけ取ると、根元に入れたラインは残る。
目尻が長すぎたら先端だけ消す
目尻を伸ばしすぎたときは、根元から全部消さず、長くなった先端だけ綿棒で取る。
乾いた綿棒で取れなければ、乳液を少し付ける。
先端が短くなるだけで、ライン全体の長さも変わる。
消した部分だけ描き直す
綿棒で直したあとにラインが欠けたら、そこだけペンシルを当てる。
最初から端まで引き直すと、直していない部分にも色が重なる。
根元なら白くなったすき間だけ。 目尻なら消した先端だけ。
このくらいの直し方なら、失敗したところだけ戻して、最初に描いた細さも残せる。
まとめ
アイラインは、太く描かなくても目元を変えられる。
僕はブラウンのペンシルでまつ毛のすき間を埋め、目尻を数ミリ伸ばすくらいにしている。
黒い線で目を囲まなくても、まつ毛の根元が濃くなれば目の輪郭ははっきりする。
目尻も長さや角度で雰囲気が変わる。 横へ伸ばすと目の横幅が出て、上へ跳ねると目尻の角度も上がって見える。
太くなったときは描き足さず、綿棒で余分な部分を取る。 僕も左右を完璧にそろえることより、直し続けて両方太くしないほうを優先している。
アイラインまで入ったら、アイシャドウやマスカラと重なったときの目元も変わる。 アイメイク全体の順番は、こっちから確認してほしい。
👉 女装男子のアイメイク完全ガイド|アイシャドウ・アイライン・マスカラの始め方

