
女装を始めたいと思っても、最初は恥ずかしい。
服を買うときも、メイクするときも、外へ出るときも、人の目が気になる。
僕は最初から女装仲間と一緒に外へ出ていたので、最初のハードルはかなり飛ばした方だと思う。 それでも、今でも気になる格好はある。
女装を続けるうちに、恥ずかしさが全部なくなったわけではない。
ただ、気にするものはだいぶ変わった。
女装を始めるときに恥ずかしいのは珍しくない
女装を始めると、初体験することが増える。
レディースの服を買う。 メイク用品を選ぶ。 ウィッグをかぶる。 鏡の前で女子の服を着る。
家で一人なら大丈夫でも、買い物になると店員がいる。
外へ出れば知らない人とすれ違う。
女装そのものより、誰かに見られるところで恥ずかしさが出てくる。
僕は18歳の頃、女装する夜の店から始まった。
しかも外へ出るときも女装仲間と一緒だったので、最初からだいぶ特殊な環境だったと思う。
だから僕自身は、最初の女装で怖くて動けなかった経験はほとんどない。
それでも一人で行動するようになると、人の目を気にすることはあった。(今でもある)
女装を始めた瞬間から何も気にしない人ばかりではないし、恥ずかしいまま始めてもいい。
最初の女装は人に見せなくてもいい
女装を始めたからといって、その姿で外へ出るところまで頑張る必要はない。
家でメイクして、ウィッグをかぶって、服を着る。
鏡で自分を見るところまでなら、知らない人と会うこともない。
最初はリップだけでもいいし、トップスを1枚着てみるだけでもいい。
実際にやってみると、想像していた女装と自分がやりたい女装が違うこともある。
外出は、そのあとで考えればいい。
女装する場所そのものがない場合は、家以外にも着替えやメイクができる場所はある。
👉 女装の環境準備|バレない・焦らないための基盤づくり
一人で怖いなら誰かと一緒に外へ出るのもアリ
家で女装できても、外に出るとなると話が変わる。
道を歩けば人とすれ違うし、電車に乗れば向かいにも人がいる。
店へ入れば店員と話すことになる。
僕の場合、最初の外出は女装仲間と一緒だった。
20年以上前なので細かいところまでは覚えていないが、初外出で苦労した記憶はあまりない。
すでに店で女装していたこともあるが、一人ではなかったことも大きかったと思う。
数人で女装して歩いているときの僕らは無敵なので、あのときの勇気は一人ではまったく再現できない。
一人で外へ出るのが怖ければ、理解してくれる友人や女装仲間と一緒に出る。
最初の一回を一人で突破することにこだわらなくてもいい。
女装がバレる怖さと、自分の格好への自信は少し違う
外へ出るようになると、人の目が気になる理由も変わってくる。
僕は今、しゃべったことで周りから見られても、それほど気にならない。
声を聞いて女装だと分かったなら、「そうだよ、女装だよ」くらいに思っている。
むしろ少し誇らしいところまである。
それでも、人の目が気になる日はある。
たとえば慣れないミニスカで昼間の普通の街を歩くとき。
女装する人が集まる場所なら気にならない格好でも、昼間の駅前や店を歩くとなると今でも少し気になる。
これは女装だと分かることが怖いのではなく、その日の格好に自信があるかどうかの問題だ。
自信があったらあったで、胸元を見られたかな。 脚を見られたかな。 僕に気があるのかな。
実際には誰もそこまで僕を見ていない可能性も高いが、そんな感じで自信過剰になる。
自信がない日は人の目も気になる
メイクがうまくいった日と、鏡を見て「今日はダメだな」と思った日では、外を歩くときの気持ちも違う。
服を着ても思っていた形にならない。 ウィッグもしっくりこない。
そんな時は、僕も外へ出たくなくなる。
出たとしても、人が多いところを堂々と歩きたい気分にはならない。
逆にメイクも服も気に入っている日は、人の目がそこまで気にならない。
女装歴が長くなったからといって、いつでも自信満々になるわけではない。
その日の自分をどう思っているかで、人の目の重さも変わる。
メイクも服も気に入らない日は、外へ出ること自体やめることもある。そんな日のことは別の記事でも書いている。
👉 女装したくない日は何もしない|僕にも気分が乗らない日はある
男の体で気になるところは今でもある
女装を続けていても、女子の体を見て羨ましいと思うことはある。
僕が特に感じるのは、肩から胸元あたりだ。
ここは男の骨格が出やすく、女子のラインを見ると「これは勝てないな」と思う。
顔についても年齢相応の部分はある。 そこはもう僕も40年使っているので仕方ない。
その代わり、ウエストは服の形で変えられし、脚も服や靴との組み合わせで見せ方を変えられる。
街を歩いている女子を見て、「あの子、もっときれいに見せられるのになぁ」なんて思う。僕って何様なんだろう・・・
自分では変えにくいところもあれば、服やメイクで変えられるところもある。
そこが少し分かってくると、女装した自分を見る目も変わってくる。
肩幅は骨格そのものを変えられないが、服によって目立ち方は変えられる。
僕が肩を気にして服を選ぶときの方法は別の記事にまとめている。
👉 肩幅を自然に見せる服とコーデ|女装でも華奢に見える選び方
女装を続けると恥ずかしいものも変わってくる
昔の僕は、今より人の目を気にしていた。
目立たないようにしたい気持ちも強かった。
今は逆で、少し自信を持ちすぎているかもしれないと思うことがある。
だからといって、派手な格好でどこへでも行くわけではない。
行動が大胆になったという話でもない。
変わったのは、女装している自分をどう思うかだ。
知らない人に女装だとバレても、それだけならあまり気にならなくなった。
(こんなにキレイなのに僕って女装なんだよ!みたいな気持ち)
その代わり、今日のメイクや服に自信がなければ今でも人の目は気になる。
恥ずかしさを、なくしてから女装する必要はない。
家で一人なら平気、友人と一緒なら外へ出られる、
今日はこの服なら歩ける。 最初はそのくらいでも女装は始められる。
女装してみようと思ったら、最初に必要なものはそれほど多くない。
👉 女装に必要なものは?最初にそろえる最低限の道具

