女装で外に出て初めて困ったこと|風・靴・メイク・声・トイレ

女装で外出して風・靴・メイク・声に困る場面をまとめたイラスト

家でメイクをして服を着たところまではよくても、外へ出るとそこで初めて気づくことがある。

人の視線が気になったり、風でウィッグがめくれたり、歩き始めてすぐ靴が痛くなったりする。
数時間たてばメイクも崩れるし、食事をすれば髪が邪魔になる。

どれも家の鏡の前では分かりにくい。

外出に慣れてくると気にならなくなることも多いが、最初は小さなことでも焦る。
ということで、実際に外へ出てから気づいたことを中心に、女装で歩く時に困りやすいことを書いていく。

慣れないうちは人の視線が気になる

最初の頃は、すれ違う人が少しこっちを向いただけでも気になる。
見られた気がすると、髪がおかしいのか、服が変なのか、女装がバレたのかとビビってしまう。
実際、相手が何を見ていたのかなんて分からない。

普通の服で黙って歩いていると意外と何も起きない

派手すぎない服で普通に歩いて、声も出さずにいると何も起きない。
外出前は「すぐ男だとバレるかも」なんて心配していても、実際にはそのまま通り過ぎる人ばかりだ。
仮に女装だと気づかれていたとしても、何か言われることはほとんどないし、周りもいちいち気にしていない。
こちらは「バレたかも」と考えてしまうが、相手にとっては通りすがりの一人でしかない。

気にしている場所ほど自分では目につく

外を歩くと、肩幅や腕、脚、お尻など、家では気にしていなかったところまで気になることがある。

人に見られるからというより、自分が気にしているところを勝手に意識してしまう。
服で隠せるところは隠しておくと、余計な不安がないまま歩ける。
👉 女装の体型はどう作る?男の肩・胸・ウエスト・お尻を女子っぽく見せる方法

女装で肩幅を目立たなくするバッグの持ち方比較

バッグを持つ位置でも肩幅や見え方が変わる

外出を重ねると、通りすがりの視線が気にならなくなる。

ウィッグは外に出てから困ることが増える

家ではきれいに整っていても、外だと風が吹くし、歩けば髪・ウィッグが乱れる。
慣れないうちは、ウィッグは少しの動きでもビビってしまう。
実際、少しくらいの乱れは、自然なので気にする必要はない。

移動中にスカート・風・ウィッグのトラブルを必死に押さえるが手が足りない女装男子

トラブルが多発すると、手が2本では絶対足りない状況になる。

風でサイドの髪がめくれるともみあげが出る

髪全体が少し乱れるくらいなら問題ないが、顔の横の髪が風でめくれると困る。
普段は隠れているもみあげが出ると、男の髪が見えることがある。
風の強い日は、外へ出る前にサイドの髪が後ろに流れてしまうと、どうなるかを確認しておきたい。

ウィッグは、サイドを隠したまま固定する位置と、もみあげが露出しない。
👉 女装でウィッグを長時間かぶると痛い|ズレにくい固定方法と締めつけ対策

スカートを気にすると手が足りない

風が強い日にスカートを履いていると、片手でスカートを押さえて、もう片方で髪を直すことになる。
バッグまで持っていると、本当に手が足りない。

髪はあとで直せるので、まずはスカートを押さえる。髪は多少乱れても気にしすぎない。
風が強そうな日は、広がりやすいスカートを避けたり、パンツにするのもアリだ。
外へ出てから両方を守ろうとするより、服を変えておく方が楽だ。

食事中は髪をどうするか決めておく

外食すると、ウィッグの髪が思った以上に邪魔になる。
今まで何気なく見ていた、ラーメンを食べる前に髪を束ねる女子の姿。
女装をしたら、あれをしなくてはならない。

前へ落ちてくる髪をそのままにしていると、料理に入りそうになるし、口元にもかかる。
ラーメン屋ご飯と一緒に髪の毛も食べてしまう、なんてよくあることだ。

地毛ならしっかり結べるが、ウィッグは強く引っ張れない。
食べる時だけ耳にかけるのか、ピンで留めるのか。
長めのウィッグなら、食事の前にどうするか決めて事前に予行演習をしておきたい。

靴擦れと階段は家では分からない

家で少し履いただけでは平気でも、外を歩き始めると靴の問題が出てくる。
特に普段履かないパンプスやヒールは、数分歩いただけで痛くなることがある。

歩き始めてすぐ靴擦れ

かかとや指の横が当たり始めると、そのあと歩くたびに痛くなる。

外出してから靴を変えるのは難しいので、初めて履く靴で長く歩くのは避けたい。
バッグに絆創膏を入れておくと、痛くなった時にちょっとだけ緩和できる。

何度も履いている靴でも、歩く距離が長ければ痛くなることはある。
見た目だけでなく、外を歩ける靴かどうかも大事だ。

ヒールで階段を歩く時は手すりが頼りになる

ヒールで怖いのが階段だ。
平らな道では歩けても、階段になると足を置く場所が狭くなる。
下りは特に怖く、慣れないうちは一段ずつ足元を確認したくなる。

そんな時は手すりが本当に頼りになる。無理に普段と同じ速さで歩かず、手すりの近くを歩く。
ロングスカートを履いていると裾も気になるので、階段では足元を見ながらゆっくり歩きたい。

メイクは時間がたつと崩れが気になる

出かけた直後はきれいでも、数時間歩けばメイクは少しずつ崩れる。
季節による差も大きく、特に夏は汗と皮脂で変わりやすい。

夏はウィッグの下で額のファンデが消えることがある

夏は汗と皮脂が多くなるので、おでこや生え際のファンデが落ちやすい。

しかもウィッグで隠れていると、自分では気づきにくい。
トイレで鏡を見たら、おでこの一部だけほとんどすっぴんになっていたこともある。(僕の場合は、おでこと鼻の頭がヤバい。人によっては崩れやすい場所が違う)

長く外にいる時は、顔の正面だけではなく、生え際やウィッグの下も一度確認しておきたい。
👉 女装ベースメイクの崩れ対策|口まわり・おでこ・小鼻のヨレを防ぐ

鼻をかむと目元まで崩れることがある

鼻をかむと、その刺激で涙が出る。(これは僕だけの特異体質?)

どっちにしても、鼻をかむと、鼻まわりのファンデが落ちるし、涙が出ると目元が崩れる。
アイラインやマスカラまで大きく崩れると面倒くさい。

花粉の時期や鼻水が出やすい日は、ティッシュだけでなく、目元まで確認できる鏡も持っておきたい。

声は無理に女子のまま話し続けなくてもいい

外では、店員に返事をしたり、商品名を伝えたりすることがある。
見た目は問題なくても、声を出すときには緊張することになる。

短い返事なら女子声で済ませるのもあり

聞かれること、答えることを事前に想定していれば楽だ。
僕なら「はい」「お願いします」くらいなら、短い女子声で返すこともある。

長く話すなら男の声に戻すのもあり

会話が長くなると、女子声を保てなかったり、ボロが出る。

自分の声でどこまで自然に話せるのかを分かっておくと、短い返事だけ女子声にするのか、少し長く話せるのか、その場で選べる。

僕の場合は、無理に続けて途中でバレるくらいなら、最初から男の声を使う。
女装だと自分から分かるようにするのは平気だが、隠そうとしていて相手に気づかれる方が恥ずかしい。

声を出さずに済む場所を選ぶのもアリだ。
👉 女装中に喋らずに外出する方法|店選びと動き方の実例

トイレは行きたくなってから探すと焦る

外出が長くなると、トイレに行きたくなることもある。

その時になってから探すと焦る。
家を出る前に、その日に行くルートのどこに、どのようなトイレがあるか確認したり、駅や商業施設に入った時に、使えそうなトイレがあるか確認しておくと気持ちが楽だ。

女装中のトイレは、場所によって設備や周りの状況も違う。
使う時に気をつけていることは、↓でまとめている。
👉 女装で外出するときのトイレ事情ガイド:安心して使うための工夫とマナー

外に出ると、家では気づかなかったことが出てくる

鏡の前では気にならなかったことが、外に出ると次々に出てくる。

風でウィッグがめくれる。少し歩いただけで靴が痛くなる。
食事をすると髪が邪魔になる。数時間たつとメイクも崩れる。

外に出て、何が起こるか事前に全部把握するのは難しい。
なので、その一部をここで紹介してみた。
実際に外へ出てみて、「次はここを変えよう」と思えればいい。
一度経験すると、自分に必要なものが絞れてくる。

外出前の準備から行き先、トイレ、普段の姿に戻るところまで考えると、外で慌てることも減ってくる。
👉 女装で外出するには|準備・行き先・トイレ・帰るまで

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