
女装をするとき、ウィッグを使う人が多いが、地毛を伸ばしてそのまま女装する人もいる。
僕はずっと、地毛女装は普段から女装して生活している人や、上級者がするものだと思っていた。
でも考えてみると、普段から髪を長くしていても困らない人なら、ウィッグを用意する必要がなく、女装を始めるハードルはむしろ低くなる。
僕自身は地毛で女装したことがなく、普段は短髪で女装する時だけウィッグを使っている。
その立場から見ると、地毛には羨ましいところがある。
ただ、長い髪は女装していない時にも手入れが必要になる。
どちらが楽かは、普段の生活や女装する頻度によっても変わる。
地毛ならウィッグのズレやもみあげを気にしなくていい
地毛なら、ウィッグネットをかぶって位置を合わせたり、外出中にズレを気にしたりする必要がない。
ウィッグをかぶっていると、もみあげなどの地毛が出てしまうことがある。
僕はパッチンピンで留めているが、風で髪が乱れると、地毛が見えていないかヒヤヒヤする。
地毛なら耳まわりも自分の髪なので、ウィッグの下から短い地毛が出てくることはない。
髪をゴムやピンで留める時も、自分の髪なら思い切って引っ張れる。
ウィッグは強く引っ張ると本体まで動くので、この違いも大きい。
ウィッグネットのかぶり方から、位置合わせやもみあげの固定まで、実際の手順を別の記事で紹介している。
👉 女装ウィッグのかぶり方|ウィッグネットから位置合わせ・固定まで
地毛なら保管場所も持ち運びもいらない
ウィッグは使っていない時にも場所を取る。
一つならそれほど困らないが、長さや色の違うものが増えれば保管場所も必要になる。
外で着替えて女装する時は、服やメイク用品と一緒にウィッグも持っていく。
形を崩したくないので、バッグの隙間へ小さく押し込むのも難しい。
地毛なら、この荷物がなくなる。
費用については、地毛とウィッグでそこまで大きな差はないと思っている。
地毛なら美容室代や毎日のヘアケア用品が必要になるし、ウィッグにも購入費や手入れ用品がかかる。
どちらにお金がかかるかは、髪の長さやウィッグを買い替える頻度によっても変わる。
地毛女装は髪を伸ばすだけでは難しい
地毛で女装するなら、長さだけあれば良いわけではない。
長くなれば乾かす時間もかかるし、傷んで毛先が広がれば髪の長い男に見えることもある。
僕は地毛女装をしていないので、この手間を実際に経験しているわけではない。
ただ、地毛女装をしている人から「ウィッグって面倒でしょ」と言われることがある。
僕からすると、洗髪するたびに長い髪を乾かして、きれいな状態を保つほうが大変そうに見える。
たぶん、普段からやっている側には逆に見えるのだろう。
そして地毛で女装している人を見ていると、自分の髪の扱いがうまい。
ずっと自分の髪と付き合っているから、どこで分けるか、どう流すか、どう留めれば自分に合うかを知っている。
自分の髪を伸ばして、手入れして、その髪で女装している人を見ると、男としてとか女子としてではなく、女装男子として素敵だなと思う。
・・・僕の語彙力じゃ、うまく説明できないが、とにかく素敵で憧れる。
女子と同じショートまで伸ばせばいいわけでもない
女子なら耳が見えるくらいのショートヘアでも似合う人は多いが、僕らが同じ髪型にしても、そうなるとは限らない。
男は顔の輪郭や顎の形が目立つこともあるので、髪で顔の横を隠せる長さが欲しくなる。
特に耳まわりまで短くすると、顔の輪郭がはっきり出る。
女装するなら、頬や顎の横に髪がかかるくらいの長さがあるほうが安心できる。
とはいえ、短い地毛で女装できる人もいるので、このあたりは顔や体型によっても違う。
少なくとも僕なら、地毛女装をするために髪を伸ばすなら、女子のショート程度ではなく、顔まわりを隠せる長さが欲しい。
ウィッグなら普段の髪型を変えなくていい
今も僕がウィッグを使っている大きな理由は、女装していない時の生活を変えられないからだ。
「変えられない?変えるんだよ!」って心のどこかで気なことを言っている僕もいる。
ただ、社会人として仕事をして、普段の生活もある。
髪を伸ばすとなると、やはり簡単には踏み切れない。
その点、ウィッグなら普段の生活を変えずに女装を楽しめる。
短髪のままで好きな長さや色に変えられるし、気に入らなければ別のウィッグを選ぶこともできる。
僕も今でもたまに髪を伸ばそうと思うことはあるが、日常生活を考えると踏み切れない。
おじさんが急に髪を伸ばして、しかもきれいに手入れしたサラサラの髪で生活するとなると、それはそれで周りから見れば大きな変化になる。
正直、そんなことを何も気にしなくていいなら、地毛を伸ばしてみたい気持ちはある。
女装する頻度が増えると地毛も魅力的になる
たまに女装するなら、普段は短髪で過ごし、必要な時だけウィッグをかぶる今の方法は気楽だ。
だが、毎日や週に何度も女装するなら、そのたびにネットをかぶり、ウィッグを装着して、終わったら外して保管することになる。外で着替えるなら持ち運びもある。
そこまで繰り返すなら、毎日自分の髪を手入れする代わりに、地毛でそのまま女装できる生活も魅力的に見えてくる。
今の僕はウィッグ、何も気にしなくていいなら地毛
僕は今の生活ならウィッグを使う。
普段は短髪で過ごせるし、女装する時だけ好きな髪型に変えられる。
それでも、仕事や年齢、周囲からどう見られるかを何も気にしなくていいなら、地毛を女装できる長さまで伸ばしたい。
以前は地毛女装を上級者がするものだと思っていたが、今は少し考えが変わった。
普段から長い髪で生活できる人なら、ウィッグを用意する必要もなく、自分の髪で女装を始められる。
僕にとっては憧れでも、地毛で女装している人にとっては、それが普段の生活なのだと思う。
ウィッグを使うなら、長さや色、前髪まで含めた選び方をまとめている。
👉 女装ウィッグの選び方と使い方|長さ・色・前髪・手入れまで

コメント